• 健康づくり責任者
  • 2022.12.27

サステナブル企業が目指すサステナブルな健康経営

  • 日本化工機株式会社 管理本部長
  • 小川浩二
  • 健康づくり責任者
  • 2022.12.27

サステナブル企業が目指すサステナブルな健康経営

  • 日本化工機株式会社 管理本部長
  • 小川浩二
日本化工機株式会社  管理本部長 小川浩二
目次

日本化工機株式会社の「健康経営宣言」

当社は、従業員一人ひとりが、心身ともに健康でいきいきと働くことができる職場環境の構築を目指し、以下を宣言します。
①経営者自身が率先して、健康づくりに取り組みます
②健康づくり担当者を設置します
③当社の健康課題を把握し、改善に努めます
④協会けんぽを連携し、健康づくりを推進します
⑤労働基準法、労働安全衛生法などの法令を遵守します
⑥被保険者(40歳以上)の検診受診率を100%とします
⑦被扶養者(40歳以上)の検診受診率を45%以上とします
⑧被保険者の特定保健指導(実績評価)の実施率を40%以上とします
⑨健康づくりに向けてメンタルヘルス対策を実施します 当社は認定制度の実施項目を踏まえて目標を明確化し、今後も従業員の健康促進に向けて、運動機会の増進に向けた取組等を進めてまいります。

健康経営を始めたきっかけ

2021年7月ごろから、健康経営優良法人取得を目指しておりました。
当社の社長は健康に興味があり、様々な健康施策をもともと実施しておりました。その中で、これまで行ってきた健康施策をまとめてみると、健康経営の認定に該当する事が分かったため、健康経営の担当者を指名し本格的に推進を始めました。

具体的な健康経営の取り組み施策

当社は従業員に対し様々な健康施策を実施しております。
〇社員の健康管理
・健康情報の提供
・全社員の定期健康診断受診
・協会けんぽによる保健指導
〇受動喫煙対策に関する取り組み
・屋内喫煙場所の撤去
〇ワークライフバランス
・テレワークの実施(36協定)
・時差出勤制度の導入
〇社内コミュニケーションの活性化
・Web会議システムの拡充
・社員旅行(新型コロナウイルスのため中止)
〇新型コロナウイルス感染症などの感染症対策
・アルコール消毒・検温の実施
・新型コロナウイルスにおけるワクチン休暇の設定
・インフルエンザ予防接種補助

こだわりの健康経営(日本化工機株式会社ならではの健康経営)

当社の事業は、紙製品や乾燥剤の製造をメインで行っております。会社としてサステナブルをテーマに事業展開しており、過去には「100通りのサステナブル」をテーマに展示会に出展したこともあります。 今後、木材に変わる紙製品の製造にも着手をしている為、会社の健康活動としてもサステナブルをテーマに実施しています。
通常の健康施策の他に特徴的な施策として、自社の製品を活用したイベントを開催しています。
コミュニケーションの施策としてイベントを実施する際に、紙製品製造の際にロスで出た材料を利用した工作イベントを従業員の家族を招待して実施したり、大学と協力して紙素材を活用した授業を行った事もあります。
乾燥剤を利用したドライフラワー作りなど、サステナブルを意識したイベント開催も計画し実行しています。

これまで健康経営を続けてきて苦労したことは?

健康経営に関した情報発信に苦労しています。従業員の健康作りには、従業員個人の健康リテラシー向上は切っても切り離せないと考えています。そのため従業員向けに健康情報を発信していたのですが、開封率を上げることに苦労したり、情報発信のネタやリソース確保など継続することが大変でした。

今後、日本化工機株式会社が目指す健康経営の理想像

サステナブルを中心とした考えで健康経営を続け、従業員が自慢できる会社を目指したいと思います。SDGsやサステナブルの取り組みを実施することで、健康経営優良法人の認定だけではなく、さがみはらSDGsパートナーにも選定して頂きました。従業員に向けた日々の取り組みが様々な角度から認められることで、自分たちが行っている事が、社会的に価値のあることなんだと理解するきっかけになると思います。
従業員が会社を好きになってくれるように、これからもサステナブルな健康経営を進めていきたいと思います。その結果として従業員が健康になり「健康でいきいきと働ける環境づくり」を目指していきたいと思います。

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