• 健康づくり責任者
  • 2023.02.14

「健康のその先へ」ダイヤ工業の健康経営

  • ダイヤ工業株式会社 健康づくり委員会/経営企画室
  • 藤原 舞利子/﨑川 健太
  • 健康づくり責任者
  • 2023.02.14

「健康のその先へ」ダイヤ工業の健康経営

  • ダイヤ工業株式会社 健康づくり委員会/経営企画室
  • 藤原 舞利子/﨑川 健太
ダイヤ工業株式会社
目次

ダイヤ工業株式会社の健康経営宣言

ダイヤ工業株式会社は、医療用品の提供を通じてお客さまに"快適な生活を提案-proposal for comfortable life"する企業として、積極的に心と体の健康づくりに取り組み、従業員の健康推進を図る企業を目指します。また、当社に関わる全ての人に健康づくりの事業活動を通じて社会に貢献していきます。

健康経営を始めたきっかけ

当社が健康経営を始めたのは2020年からになります。 当社は元々、施術院を通じた人々の健康を支援する事業や労働者用のアシストスーツの製造などを行っております。 そのため、人々に健康を届けるためにはまずは自社の従業員が、健康でイキイキ働いて欲しいという願いから健康経営に取り組みました。 健康経営に取り組み始めの企業では、従業員からの抵抗があるとお伺いしますが、当社では、元々健康という単語は浸透しており、従業員の関心も高いため特に抵抗無く、スムーズに開始することが出来ました。

具体的な健康経営施策

・運動機会の増進
社内の健康チェックシステムを活用し、毎月個人の体力年齢を算出する。
算出された結果を元に、各個人に対してオススメのトレーニングメニューを提示する。また、社屋内のフィットネスジム利用を促進し、健康増進を行う。
・定期健診受診率向上
健康診断受診率100%達成を目指し経営者、健康づくり委員会、安全衛生委員会による情報共有、また未実施者に対する受診推奨を行う。
・従業員の喫煙率低下
敷地内禁煙を行い、喫煙可能な時間を休憩時間のみに制限する。
また、社用車は全車禁煙とし、経営者・健康づくり担当者による定期的な状況確認を行い、喫煙率の改善を図る。

こだわりの健康経営(ダイヤ工業ならではの健康経営)

何かを我慢させたり、辛い健康施策では無く、当社は、「楽しい健康経営」をモットーに行っています。
運動を楽しく実施してもらうためのウォーキングの施策では、アプリを活用して実施することで、参加率は毎回50%以上をキープしております。
また、当社の「ボンボーンチェック」を活用して従業員の運動器年齢を測定しています。元々は、施術院を町の健康ステーションにするために通院中の患者さまと、先生のコミュニケーションツールとして広めていますが、健康データの一つとしても活用しています。
毎月時間を決めて測定し、自分の今の運動器状態を把握すると共に、施策によってどの程度変化があるのかも可視化されます。
決して押し付けるのではなく、自分で運動が必要だと気付いてもらえる様にサポートしています。

これまで健康経営を続けてきて苦労したことは?

これまでの通常業務と健康経営の業務ウェイトの調整に苦労しました。
他の企業の担当者様も同じだと思いますが、健康経営を推進する必要を感じているものの、これまで実施していた通常業務も多くあり、健康経営推進をメインにする事は難しいです。

更に健康経営には年間のスケジュールがあり、時間に追われる事も多々あります。今、必要なのかそうでないのかの線引きや優先順位を付けることと、他部署との連携が重要だと思います。
担当者一人だけではなかなか相談することも難しいと思いますので、他の部署や一緒に行う仲間を募るのも手だと思います。

今後、ダイヤ工業が目指す健康経営の理想像

健康は人生を豊かにしてくれると理解しております。
健康になることがゴールではなく、健康になることを通じてイキイキと働けることや、「健康のその先にある楽しみ」を従業員に実感してもらい、お客さまにも提供していきたいと思います。
ダイヤ工業で働くことで、従業員全員がより良い状態で働ける環境が創れたら良いと思います。

他社の健康経営担当者へのアドバイスを送るとしたら

健康施策は一人で頑張る施策ではなく、チームやコミュニティ単位で実施することだと思います。
コミュニケーションを通じてモチベーションが上がったり、チームを競わせる事で、積極的に実施してくれます。
当社では、チームのリーダーポジションの人選を工夫することで、活発なイベントになりました。例年行っている施策でも、工夫を加えれば従業員の関り方も変わると思います。

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