• 健康経営アドバイザー
  • 2020.08.19 (最終更新日:2022.03.26)

健康経営アドバイザーを利用して社内の健康経営を進める

目次

分からないことは健康経営アドバイザーに聞く

2月、3月頃から日本でも猛威を振るいだした新型コロナウイルス。緊急事態宣言をうけ、5月でいったん落ち着いたかと追われた新型コロナでしたが、最近は感染者の数が増えてきている状態です。各企業が経営困難な状況に陥りながらも、ウィズコロナ時代を生き抜くすべを身につけていく必要があります。

そんな中で、健康経営を行っている企業の社員たちが前向きに仕事をしているということをご存じですか?
これからの時代を生き延びる企業になるためには、健康経営を無視できない世の中になってきていると言っても過言ではないかもしれません。

不慣れな感染症対策に取り組む健康経営

リモートワーク ウィズコロナ時代が始まり、各企業ではこれまで健康経営をしてきた企業も、していなかった企業も関係なく、感染症対策を行うことが必須となりました。リモートワークも感染症対策の一環ではありますが、まだまだ日本では浸透しきれていないというのが正直なところです。

そのため、「これでいいのか?」「これではまだだめなのか?」と探り探り行っているところがほとんどでしょう。接客を伴うような仕事を含んでいる企業では、お客様に感染させない、感染源をうちにしないような対策をと最大限の努力をしていますが、オフィスワークでもリモートにせずにまだ出社という形で仕事をしている企業もあり、そういった企業ではなかなか感染症対策というのは難しかったりします。

ですが、健康経営をすでに行っている企業では、感染対策をするのにはどうすればいいのかと考えるのが経営者だけではなく、その企業で働いている社員自身も自分で考えて行動するため、健康経営をしている企業での業務の仕方が以前とは変わってきているようです。

健康経営を普及・推進するのが健康経営アドバイザー

健康経営 始め方 社員が自ら考えて行動してくれた方が、経営者としても安心できますよね。
そう思って、健康経営を少し取り入れてみるかと考えてみても、やはり何から変えればいいのかがわからない。もしくは、今は健康経営よりも新型コロナ対策を優先した方がいいのではと考えてしまうのが、健康経営をしていない企業の考え方です。

実際は、健康経営も新型コロナ対策も同じ位置にあるので、どちらを先にすればいいのかとはかりにかけることはないはずなのですが。

ただ、健康経営をどう始めたらいいのかわからないという時には、「健康経営アドバイザー」に相談をしてみてください。東京商工会議所では回数の制限はあるものの、健康経営アドバイザーの派遣を行ってくれています。まずはそこで相談をしてみて、自分たちにもできそうだと思ったら、健康経営アドバイザーと契約をするのも一つの手でしょう。

分からないことは気軽に健康経営アドバイザーに聞く

健康経営 質問 健康経営アドバイザーは、一律的なことを言う存在ではなく、ちゃんとその企業にあったアドバイスをしてくれます。例えば健康経営未経験の企業の情報を担当者もしくは経営者からヒアリングをして、「じゃあまずは、これから始めるといいですよ」というような具体的なアドバイスもしてもらえます。

また、アドバイスに従って行動した後で、その後しばらく様子を見た後に結果を見て、さらにこうすればいい、もしくはこのままここは維持をして、次はこうしてみるのはいかがでしょうというようなことを言ってくれるため、これまで健康経営を行ったことのない経営者でも始められやすいというメリットがあります。

健康経営を進める上で分からないことが出てくれば、その都度健康経営アドバイザーに話を聞くこともできますので、健康経営で迷子になることはないでしょう。

本格的に取り組むなら自社に健康経営アドバイザーを作る

健康経営アドバイザー 設置 また、健康経営アドバイザーにはアドバイザーとエキスパートの二つの資格があります。健康経営アドバイザーは比較的取りやすい資格のため、健康経営を本格的に取り組むと決めたのであれば、自社の社員に資格を取りに行ってもらうというのも一つの手です。

今回の新型コロナウイルスのことを受けて、東京商工会議所では健康経営アドバイザー・エキスパートの資格を持っている人に無料で感染症に関する追加テキストの無料配布をしています。自社に健康経営アドバイザーがいれば、こういった最新の資料もすぐに手に入れることができるので、今後新しい問題が発生したとしても、すぐに自社で対策を取れるようになります。

ただまだ健康経営に本当に踏み切るのかに悩んでいる状態であれば、社員に資格を取りに行ってもらう前に、健康経営アドバイザーに相談をするのが一番でしょう。気軽に相談をしてみてください。
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